トリガーポイント療法

筋肉の専門家にしかできない施術

身体の動きによって痛みが出現/軽減するとき、その動きでどこの筋肉が使われているか、おくや鍼灸院では実際の動きの中で『どの姿勢で痛いか/コリ感が強くなるか』を見極めます。 眼の疲れが首(後頭部との間)から、腰痛が殿部(おしり)から、肩こりの原因は首や背中からきてる・・・など、聞いたことがあるのではないでしょうか。原因は筋肉?と感じていても、痛みの震源地は自分でもどこか分からないことが多いのです。知識と経験によって裏打ちされた確かな技術で、その震源地を見つけるのがおくや鍼灸院のトリガーポイント療法です。

トリガーポイント施術実績20年、セミナーで講師経験を持つ院長が丁寧に施術させていただきます。


トリガーポイント施術で3つの大切なこと

POINT 1

原因を知ること


なぜこのような症状になったのか、筋肉がどうなっているから『痛い/こる』のかを患者さまにも知っていただくことだと思っています。知れば予防もできるし、対策もできます。 

POINT 2

正常な感覚に戻すこと


一生付き合っていく大切な身体なので、メンテナンスしながら、痛み・コリ感を出す筋肉を正常な感覚に戻して、症状を解消することがとても大切です。

 

POINT 3

筋肉の質を変えていくこと


筋肉は生まれ変わる組織。トリガーポイント治療で『柔軟性のある、血行の良い筋肉』へ変化させると、良い細胞が生まれます。治療の回数を重ねるごとに、どんどん身体が、筋肉の状態は変化します。


施術はすべてオーダーメイド

鍼が苦手な方は、手技でOK! 鍼が苦手な方には手技で施術させていただきます。 ですが、鍼をおすすめするのは、筋肉の深層TPにアプローチできるからなんです。 『症状を出す筋肉細胞に傷をつけ、新しい筋細胞を作る』 この作業は、鍼でしかできませんので、症状がひどい場合には、手技と鍼を組み合わせた施術がベスト。患者さまお一人お一人に合わせた、施術を提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいね。

施術の流れのイメージ

鍼の特徴

鍼の特徴は何といっても、『筋肉細胞に傷(鍼を刺して)をつける→筋肉が修復、新生』ができるところ。鍼で傷をつけられた細胞が新しく再生されるには2〜3日必要で、その間重だるさを感じることがありますが、鍼施術の方が施術効果が長持ちする事が多いです。 

スタンダードコースのイメージ

手技の特徴

手技の良いところは、リバウンド(副作用)が出にくいところ。 出ても一時的なダルさ・揉み返し程度です。 また、筋肉が柔らかくなると、施術後のストレッチがしやすいですし施術頻度を高くすると、前回の施術の続きができます。


好転反応と副作用

おくや鍼灸院では、患者さまの無理のない程度の刺激を心がけておりますが、以下のような反応が出ることもございます。ご了承くださいませ。

 

急激に血流が良くなる場合には、施術後にふらふらめまいの感じになったり、身体が温もりすぎて逆に寒さを感じたりと、症状がひどい人ほど、鍼施術の刺激が強いほど、鍼施術が初めてな患者さまほど起こりやすい反応があります。

 

また、鍼施術では『筋肉や皮膚の細胞に傷をつけている状態』ですので修復には最大72時間程度かかるとされております。2〜3日、身体のだるさを感じるケースもあります。


トリガーポイントの素朴な疑問

トリガーポイントはなぜできるのですか?
特定の筋肉に負担がかかると、度重なる筋収縮、筋疲労が生じます。 そうすると、受容器(刺激を感受する細胞)が過敏化トリガーポイントが形成されます。 筋肉を使うのはスポーツ選手だけではありません。 身体・筋肉を動かしている時だけでなく、じっとその姿勢を保つだけでも筋肉は働いているのです。姿勢保持の筋肉は深層にあることが多いためトリガーポイント治療では深層にアプローチすることが多いのです。
【トリガーポイントができる場所】
筋肉の深層、筋肉と骨がくっついているところ/筋繊維を包む膜や筋膜(結合組織)/腱や靱帯、関節包
トリガーポイントができてしまうと?
トリガーポイントが刺激される→痛みが発生します。 刺激というのは、主に筋収縮。動作や姿勢保持で筋収縮が起こります。 この時の特徴は『この動きの時だけ痛い』『この角度に身体を持ってきた時に痛い』『この姿勢なら痛みはマシ』など 特定の筋肉が収縮する時に、疼痛増悪/ 軽減すること。受容器の異常も出現し、『ちょっと押さえただけで痛い』あるいは『コリ過ぎて感覚がない』という状態になります。 また、トリガーポイントが形成される筋肉は硬くなるので、 関節可動域が制限されてしまい、動きが固くなる・伸びないという症状が出てきます。 また、血行障害(冷えや浮腫につながります)があったりすることも。つまり、コリのある硬い筋肉が多くなると、自律神経の交感神経が優位(身体ストレス状態)にもなります。